基本方針・経営理念
我が国の社会保障を取り巻く環境は厳しさを増しています。その大きな要因が急速な高齢化、そして少子化です。
急速な高齢化により特に顕著となっているのが、軽症や中等度の高齢者が高度急性期病院に搬送される「高齢者救急」の問題です。これにより、救急医療の現場が疲弊している状況があります。
もう1つは、少子化による担い手の減少です。地域の医師や看護師の不足がさらに加速し、十分な医療・介護サービスを提供できない事態も考えられます。
こうした状況を打開するため、私たちは高度急性期病院を後方からバックアップし、公的救急車の有効な活用を促進しています。具体的には、地域のかかりつけ医の先生方と緊密に連携し、当院所有の救急車により在宅医療を支えます。
そして、1人の臨床医と2人の特定看護師によるサポート、集中的な専門リハビリテーション、適切な薬剤管理などを通じて、地域の安心を支えます。
経営理念
職員・家族が幸せになれる慢性期病院づくり
基本方針
- 患者さんの権利を守れるよう、組織全体で与えられた義務を果たします
- 危機管理、コンプライアンスを常に念頭に置き、日々作業にあたります
- 言い訳をせず、素早く決断・行動し、結果を振り返り、改善を図ります